留学業界で起業したいあなたへ。
こんにちは。
筆者は、2015年から2年間だけ留学業界にいたことがあります。
留学業界は自分がいた頃は、市場規模が200億円くらい。(矢野経済調べでそんくらいだった気がする)
今はどうなっているんだろうか。恐らく増えてると思います。
ただ、天下の開成高校から2017年は海外大学に進学する人が全体の1%(20人程度)いたようです。
参考:上記画像も下記リンクからの引用です。
というわけで、日本人が今後もっと海外へ行くだろうということから留学事業を立ち上げたわけです。そして、開成高校の例を見ても海外留学比率は増えているわけです。
そもそも、留学会社というのは、何をサービスするのかというと、
【留学前】
・留学手続きの代行
・英会話レッスン
【留学中】
・留学中のフォロー
【留学後】
・留学後のフォロー
と、まあこんな感じ。留学中と留学後のフォローはあって無いようなものです。
(留学中に問題が起きても、基本的に本人解決させますw成長ガーうんたら言ってね)
なので、留学会社といえば聞こえは良いけど、やってることは手続き代行業ですw
世の中何社も留学会社がありますが、9割はコレです。
と、まあめちゃくちゃ差別化が難しいんです。A社、B社、C社の留学会社があったとしてもほぼ何も変わりません。
こういう差別化が難しい業界はビジネスモデル上一番お金を掛けるのは何と言っても、広告費です。
もう死ぬほどレッドオーシャンです。中古車販売とかと一緒ですよ。
一度でも見積もり依頼や、資料請求すれば最後。営業マンからの鬼電の嵐というヤツです。
「アメリカ留学」「留学_アメリカ」「留学_見積り」とかのビッグワードのリスティング広告の入札単価は酷いことになってますよ笑
この資本力勝負は新参者にはかなりキツイと思います。
とはいっても、留学業界は集客勝負。どうするの?
もし、あなたが世の中に数多ある留学会社と真っ向勝負をしたいのであれば、
筆者の考えでは、勝つ方法は一つしか無いです。
新しいメディアに誰よりも早くコミュニティを作る
これしかないですね。
留学業界でこれが上手かったのが、留学情報館っていう企業です。
(あ、別にまわしモンじゃないですよw)
彼らがやったのがFacebookにいち早く留学コミュニティを作ったことです。
これ、コミュニティ(Facebookページ)のタイトルが、「留学」となってますよね。
さらに毎日のように留学に関わる情報がシェアされるので、留学に少しでも興味がある人はここをフォローするわけです。
上記が留学情報館の、FBページのフォロー人数。
11万人っすよw
何か情報発信するだけで、表示回数11万っすよ。(実際少し違うが)
クリック率5%として、5500人が閲覧し、CV率0.5%として28人がコンバージョン。
オウンドメディアの「留学説明会」とか「留学座談会」みたいな記事を混ぜれば、0円で28人集まるわけです。
他の留学会社はこの28人を集めるのに何十万と使っているのでこの差はデカいです。
0円ですよ!0円で見込み客をGET出来るんですよ!
これはいち早く、新規メディアでコミュニティを作った留学情報館がアッパレなわけです。恐らくもうFacebookには見込み客を取れる余白はないのでこの勝負はキツそうですが、要は新規メディアにいち早く参入すれば金かからず集客は可能なわけです。
このやり方にも懸念点があります。
Facebook、少し前ならmixiって趣味ごと、ジャンルごと単位くらいでコミュニティがあって、ユーザーが自分の興味のある情報を取っている感じだったんですが、
それが今はもう変わっていて、Youtube、Instagram、TikTokなどは、個人にファンがつくんですよ。mixiだったら、「欧州サッカー」っていう単位で所属していたコミュニティが、今では「リオネル・メッシ」っていう個人をフォローするような感じです。
上記リンクはYoutubeのチャンネル登録者数ランキングですが、圧倒的に個人についているのが分かると思います。
今後も個人にファンが付くようなメディアがしばらくは続くと思うので、いち早くコミュニテイ作って情報発信はやりつつ、別のこともチャレンジした方が良いかなと。
今もし自分が留学会社で集客担当ならまず間違いなく、インフルエンサーとのコラボはやってみたいですね。
留学適齢期の10代後半~20代後半の若い子たちのメディア、最近ではYoutube、TikTokなどを見ていると思うので、そこで人気あるインフルエンサーの所属事務所に突撃です。
何ならそのインフルエンサーを1ヶ月くらい短期留学させてもいいですね。その様子をYoutubeに上げてもらったりして。
下記、Youtuberの所属事務所みたいです。
とりあえず下記に突撃しましょう。
他にも、なぜ私が立ち上げた会社がダメになったのか、立ち上げた会社がどのような集客をしていたか、等もお話したいのですが、長くなるので今日はこのへんで。
チャオ。